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日々思うこと

ほんとの優しさって何だろう?

日々思うこと
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この春職場で部署異動があり業務内容の変化に慣れるのに必死な毎日を送っています。

その中で私はあることに気づき、過去の自分を反省しました。

それは優しさを勘違いした自分です。

以前私は調理の仕事を10年数年続けていたのですが、入れ替わりの激しい職場だったので気付くと私は古株になっていました。

新しく入ってきた方がなかなか作業に慣れずに失敗したり困っている様子をみると私は放っておくことができずにいろいろアドバイスをしたのです。

もちろん分かり易いように説明することと同じくらい相手の方にプレッシャーをかけたりプライドを傷つけないように気を遣っているつもりでした。

でもね…人っていくら相手のことを思いやっていたとしてもやっぱり同じ立場に立たないと分からない感情ってあるんですよね。

その後私は介護職に転職し、今また部署移動で新しいことに慣れるのに必死です。

周りの先輩方がいろいろ教えてくださるのですが、5のアドバイスを聞くだけでも精一杯のところに10のアドバイスをされると受け入れる余裕がありません。

それもいろんな方が各々の良い方法を伝えてくれるのでそれが全く違う方法だったりすると気を遣ったり混乱してしまうことすらあります。

もちろん、私のためを思ってアドバイスをくれるのは間違いありませんし優しさも感じるのですが…ただただ疲れます。笑

そこで「これはかつての私もやってしまっていたお節介的な優しさだなあ」と私は気づきました。

じゃあほんとの優しさって何だろう?

それについて考えてみましたが、ある程度基本的なやり方を伝えたらあとは「見守る」ことができるかどうかかなと思います。

それで相手がもし仕事の中で失敗したとしたら全力でサポートに回るとか、万一自分に責任が降りかかってきても広い心で一緒に処理にあたるとか…かしら。

何か質問されたりアドバイスを求められたらこたえますが、必要以上にこちらからあれこれ言わないことかなと思います。

あーこれは失敗するだろうなと思いつつもそっと見守ることです。もちろん私の介護の仕事も子育てもそうですが怪我や病気、相手の心を傷つけることは避けなければいけませんが。

これは仕事に限らずで、子育てにも通じると思います。

心配のあまり、ついついいろいろ口出ししてしまいますが、結局のところ成功したり失敗したりを繰り返す中で自分で経験を積むしかないですものね。

この先もし誰かにアドバイスをする立場になったらこのことを忘れないようにしたいです。

というわけで、私は周りの方から10いただいているアドバイスの中から受け止められる5だけ心に留めて毎日頑張っています。

もちろん、先輩方への感謝の気持ちは忘れないようにしなきゃね。

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