ためこみ症|hoarding disorder

ためこみ症|hoarding disorder ためこみ症

家族をずっと悩ませてきた夫のためこみ症。

一生使用しないであろう不要なモノを大量に集める執着心は一体どこから来るのか。

モノへの執着か、空間への不安なのか。

それは彼が生きていく上で止めることができない、言い換えれば生きることと同義の行為のように思われます。

約25年に渡り一緒に住み悩んできた妻の私から見た夫のためこみ症の分析と現実。

ためこみ症について考えていることや日々思うことを書いています。

結婚以前から重度のためこみ症だった夫と結婚した私は「ただ片付ければ良いだけだ」と簡単に考えていました。夫のモノへの執着を目の当たりにして漠然とした不安と悩みを抱え続けてきた経緯を下の記事でざっくりお話ししています↓↓↓

その人は「ためこみ症なのか?」悩んでいる方は次の記事を参考になさってください。30年近く重度のためこみ症の夫と同じ家で暮らし感じたことを書いています。あくまでご参考まで↓↓↓

ためこみ症

家を出る決心〜終わりの始まり|ためこみ症の夫

この家を出ていくという大きな決心を胸に私はついに1歩を踏み出しました。残りの人生の中では今日の私が一番若いのですし、不安を抱えながらも前を向いて生きていくしかありません。今回はそのきっかけになった出来事とともに私の偽りのない今の心情を書かせていただきました。
ためこみ症

「ためこみ症」とその家族の生きるための選択

ネットの記事によると人口のおよそ3%の人に「ためこみ症」の兆候があるらしいです。どのようにこの数字が出たのかはわからないのですが…。100人のうち3人の割合だとすると感覚的にはかなり多いですよねその家族さん達は一緒に暮らす選択をされたのか、それとも別々に生きる選択をされたのか?それらは知る術がないのですがそれぞれに悩んだ挙句の選択がなされているのでしょう。
ためこみ症

モノを捨てる恐怖〜捨てられない心理|ためこみ症の夫

長年一緒に暮らしてきたためこみ症の夫が初めて自ら大量のゴミを処分するという出来事がありました。ですがやはり全てを捨てる事はできませんでした。今回そのことを通して夫の「モノを捨てることに対する恐怖」を私は感じ取りました。これこそがためこみ症の本質ではないでしょうか。
ためこみ症

連休はツラい〜家庭内離婚|ためこみ症の夫

嬉しいはずの連休ですが今の私にとってはとてもツラいです。相変わらず夫のためこんだモノに埋もれながら冷たい夫婦関係に悩み続けているこの頃の私の日記です。
ためこみ症

尽きない欲求〜どこまでため込むのか〜|ためこみ症の夫

夫のためこみ欲求は68歳を過ぎた今も尽きない強力なものであり彼が生きている限り切り離せるものではなさそうです。新たなためこみ場所を着々と増やす夫。「夫はまだまだため込むつもりなのだ」と目の当たりにするたびに不気味なものに対して抱くような恐怖感を私は未だに感じています。
ためこみ症

希薄な人間関係|ためこみ症の夫

他人の感情や内面を察するセンサーが働かないためこみ症の夫。彼の人間関係は希薄ですがそこに幸せはあるのでしょうか…。30年近くためこみ症の夫と暮らしてきた私は冷静に夫を見ています。
ためこみ症

ためこみと不安の関係|ためこみ症の夫

ためこみ症の夫が退職して丸4年が経ちました。徐々に溜め込むものも変化してきたように感じます。それは「何も無くなってしまうのではないか?」という彼の無意識の中の不安感の現れだろうと私は考えています。経済的な問題、健康問題、人間関係など不安の対象は様々だと思いますがモノをためこむ事とそれらの問題は関係しているのではないでようか。毎日この病気と向き合いながらも自分の人生についても考える日々が続いています。
ためこみ症

離婚するのかしないのか?苦渋の決断|ためこみ症の夫

重度のためこみ症の夫と30年近く共に暮らしてきた私。これ以上一緒に暮らすことはもう無理だと感じる毎日を送ってきました。離婚するのかしないのか…それはどちらにしろ私にとって苦渋の決断でした。
ためこみ症

年末の私 人生の分岐点に立つ 2023|ためこみ症の夫

ためこみ症の夫と長年暮らしてきました。不要なモノが大量に溜め込まれた我が家で私の心は常に現実から逃避しています。このままでいいのだろうかという悩みが頭から離れず、人生の分岐点に立っているのだと感じている今日この頃です。
ためこみ症

私の人生これでいいのか?問題|ためこみ症の夫

私の人生これでいいのだろうか?30年近く重度のためこみ症の夫と暮らしてきた私はこの頃この思いにとらわれています。人は誰でもそんなふうに自分の人生を振り返る時があるのでしょうか。50代の半ばを迎え日々悩み考えています。