日々思うこと

大腸カメラ はじめての体験|反省と感想

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はじめての大腸カメラ

初めて大腸カメラで診ていただくことになり、不安や緊張もありましたが無事に終えることができました。

特に不調も感じず毎年の健康診断の数値はオールAの53歳の私ですが、先日初めて血便?が出たので胃腸内科にて受診しました。

鮮血だったので痔の可能性が大ですが…。

母親が10数年前に大腸がんの手術を受けていますし、遺伝的な観点や年齢を考慮して一度カメラで診てみましょうということになりました。

あとになって「あの時に検査を受けていれば」と思うのは嫌ですもの。

先に簡単にまとめを書いておきます。

・検査前の食事は3日〜5日前くらいから繊維質や脂分    をなるべく避け前日は摂らないようにする。
・当日は朝から水分を多めに取り排便を促す。
・モビプレップを病院で飲む場合は水分を多めに持参する
・できれば送り迎えを誰かにしてもらうか交通機関を使うなどして、カメラ挿入時は麻酔をしてもらった方が無難。(特に痩せ型の方)
・前日は食事に気を配りながら仕事は可能。検査の翌日はお腹の張りやお腹の鳴る音が大きかったりするので静かな場所での接客や会議など仕事によっては考えた方が良いかも。

検査前日

検査3日ほど前から消化に悪いものはなるべく避け、前日は野菜や海藻、ゴマなど繊維質の多いもの、揚げ物などは食べられません。

量は食べ過ぎなければ普通量を摂って良いようです。

事前に病院からいただいた前日の食べ物リストを見たりネットで調べながらついに前日を迎えました。

朝はミルク抜きのコーヒー(乳製品はダメ)、ロールパンをふたつ食べて仕事に出ました。

お昼はいつもなら野菜たっぷりのお弁当を持ってくのですが、ロールパンで玉子サンドをふたつ作って持っていきました。

休憩時間には蒸しパンを食べました。

夜は焼き鮭(皮はNG)、ごはん、味噌汁(具はNG)食後にプリンをひとつ。砂糖入りの紅茶。

いつもより早めに20時には食べ終えました。

こんなに繊維質を摂らない日は普段ありません。そのせいか21時くらいからお腹がゴロゴロと活発に動いているようでした。

野菜大好き、繊維質の多いものが好きな私にとっては少し辛かったです。

22時にラキソベロンという液状の下剤をコップ1杯の水で希釈して飲み23時に就寝。

夜中に何度もトイレに通わなくてはいけないのかなと心配でしたが特にいつもと変わらず朝を迎えました。

検査当日

6時に起床。コーヒーが飲めないのが辛いですが、お白湯を2杯ゆっくりと飲みました。

水分はたっぷり摂るようにとあるのでお茶も飲み、7時半になってようやく自然な感じの便意がありトイレへ。

いつもと変わった感じはしません。

8時になりモサプリドクエン酸塩錠を指示通りに服用。これは検査の補助的な役割の薬のようです。

前日水で薄めて飲むラキソベロン(左)当日朝飲む モサプリドクエン酸塩錠

前日水で薄めて飲む薬(左)当日朝飲む薬(右)

服薬して1時間が過ぎましたが特に頻繁にトイレに通わなくてはいけない感じではありません。

車での送りなどは誰にも頼れないため自力でバイクに乗って行くので、検査時の部分麻酔も無しの予定です。

部分麻酔を希望なら運転の類はできません。

バイクで10分ほどの病院なのですがあいにく外は大雨です。

恐るべし雨女能力が発揮されていますね…。笑

仕方がない、雨の中行きますか…。

検査直前

雨が小降りになった頃を見計らってバイクに乗り病院へ。

そこは女医さんが最近開業されたとても綺麗な病院です。優しい看護師さん達に迎えられ、これから未知の検査を受けるという緊張感はかなり和らぎました。

3つある小さなスペースのうちのひとつに通され、ゆったりした椅子に座りました。タブレットも用意されています。

何よりトイレが自分専用にひとつずつありいくら便意をもよおしても安心です。

まず血圧や血中酸素濃度、体温を計測。

さっそく看護師さんが持ってきてくれたのは2リットル入りのモビプレップという腸をキレイにしていく薬を溶いた溶液で、見た目はかなりの迫力です。

これを少しずつ時間をかけて飲んではトイレに行き腸をキレイにしていくのですが、自宅でこの工程が可能な方はそれでもいいそうです。

私の場合は諸事情で自宅ではゆっくりできませんので医院での服薬を希望しました。

250mlの溶液を15分かけて飲み、それを4回繰り返します。一番初めに出た便は看護師さんにチェックしてもらうとのこと。

薬の味なのですが…薄甘い味がつけてはありますがやはり薬です。美味しくはありません。鼻から吸う息を止めて飲み込むといくらか飲みやすかったです。

自宅から持ってきたペットボトル2本のお茶も味を誤魔化すのに役立ちました。

11時ごろから飲みはじめたのですが中々便意を感じません。私はお腹が痛くて仕方がなくなるのを想像していたのですがどうやら違うようです。

中々便意がやってこないので「私のお腹はやっぱりおかしいのではないか」と不安が浮かんだりしましたが、優しい看護師さんがこまめに声をかけてくだったので気持ちが和らぎました。

4回目の溶液を飲み終え、そのあと540mlの水を30分かけて飲みます。

12時を過ぎた頃。

ようやく1回目の便意がありトイレに行きました。看護師さんに便の状態を見ていただき、まだカスが多いとのことで溶液を追加で250ml、それをまた15分かけて飲みました。

トイレの回数が少しずつ増えて時々看護師さんのチェックがあります。

市販の下剤を飲んだ時のような腹痛はなく自然に出てくる感じです。

便がちょうど尿のように薄い黄色で透明になるまで続けなければなりません。

再度250ml薬を追加。こんなに水分ばかり摂ったことは初めてですし、なかなかハードです。笑

合間に飲んでいた持参のお茶もなくなり、追加で水を1本注文。

何とか13時40分に「まあこのくらいで良いでしょう」とOKがでました。

要した時間は約3時間。

やれやれ…もう1回薬を追加されたらどうしようかと思いました。

15時のカメラまでソファに座りゆったりと過ごして待ちます。

いよいよカメラ挿入

15時少し前に、検査着に着替えました。

金属の入ったものは身につけられませんし入れ歯などもダメみたいです。

浴衣式の上衣にお尻部分に穴の空いた半ズボンをはきます。靴下は汚れる可能性があるので脱ぐか、替えの靴下があれば大丈夫です。

いよいよ処置室に入ってベッドに横になります。患者への気遣いからか検査に必要なのかわかりませんが照明は薄暗く落としてくださいました。

お尻を出すなんて恥ずかしいなあ、どんな感じでの検査なのかなと不安でしたが実際はカメラを入れる部分以外は露出していないので羞恥心はあまり感じませんでした。

他の医院では分かりませんがそのような配慮はされていることと思います。

足を曲げて横向きに寝るように促されお尻からカメラを入れていきます。

横にモニターがあり見れましたが、私は部分麻酔無しなのでとにかくリラックスすることに努めました。

看護師さんがこまめに笑顔で声をかけてくださいます。やっぱりこの場面で優しい看護師さんの存在は女神級にありがたいものです。笑

少しづつ大腸の奥までカメラを通すのですが曲がった部分なのか所々でカメラがお腹の中でつっぱり、痛さで力んでしまいます。

「ああ、やっぱり麻酔してもらうのだった!!」と後悔しても時すでに遅し。

横向きから仰向けになるように声がかけられました。どんどんカメラが時々引っかかりながらも奥に進んでいるようです。

お産より痛いものは無いだろうとナメていた私ですが、途中経験したことのない痛みに苦しみました。

なかなかカメラが進めない時は看護師さんがお腹の上から押す感じで補助され、感覚的にはおへそのあたりまでカメラが来ている気がしました。

痛かったのですが気持ちは落ち着いていて看護師さんの笑顔の声かけに何とか答えながらどうやらカメラは行き着くところまで到達したようです。

先生が「腸内を水で洗いながら空気を入れたりして診ていますよ。」とカメラを少しづつ出口の方へ動かしながらあちこちをチェックされていました。

終盤はまた初めの時のように横向きになるようにと声をかけられました。

時間にしてカメラが入っていたのは10分ほどでしょうか。とても長く感じましたがそのくらいだったかなと思います。

そのあと、服を着替えて先生からのお話を聞きます。

結果は…痔のようです。

はー良かった( ´∀`)

ただカメラでじっくり見ることができるのは全体の70パーセントくらいだそうで、その範囲では特に悪いところは見当たらなかったということです。

それに食べ物のカスが綺麗に出きっていなかったので、あちこちに見え辛い所があり水で洗いながらの確認だったということでした。

私のような痩せ体型の人はお腹の中で腸がかなり折れ曲がって入っているそうです。

大柄の男性も小柄で痩せている女性も腸の長さはそんなに変わらないので、痩せて小さな人ほど腸がコンパクトにしまわれているのですね。

そういえば検査を予約した時に麻酔はしないと希望を伝えた時、看護師さんが「もしかしたら痩せていらっしゃるので痛みが強いかも知れませんよ」と言ってくれていましたっけ。

母が大腸癌になっていることを考えるとまた2年後くらいにカメラで見た方がいいかも知れませんとのことでした。

夕方になった帰りも雨が降っていましたが、「ガンじゃなかった」とウキウキとした気分で帰ってきました。

検査の感想と反省点

食べ物カスが追加の薬を飲んでもまだ腸内に残っていた点に関しては、野菜好きの私が2日前まで量は減らしていたとはいえ食べてしまっていたこと。

前日朝のロールパンにバタークリームが少し入っていたことやお昼の玉子サンドを作った時にマヨネーズを多く入れてしまったのも悪かったのかも知れません。

病院が勧めてくれた前日用のパックに入った食事は職場で食べられないので断ったのですが、それが一番無難です。

食べ物カスが多いと腸を洗い流す工程で苦労しますから食欲に負けずに検査の数日前から、特に前日は気をつけた方が良いです。

「このくらい食べても良いだろう」は後で自分が苦労します。

モビプレップ 250ml 6杯
水 540ml 2本
お茶 500ml 2本

私はおよそ3時間かけてこれだけ飲みましたがなかなか大変でした

腸の汚れが簡単に出てくれれば私のように追加で飲まなくても良さそうですのでやはり検査前の食事は気をつけなくてはいけないですね。

特に痩せ型の方は腸がクネクネと複雑な形で収まっているらしいので注意が必要です。

腸内のカスが出きらないとカメラの視界も悪いようですし次回は大好きな野菜や繊維質の類は5日ぐらい前からやめておこうかなと思います。

そして部分麻酔はお願いした方が良さそうです。短時間とはいえ経験したことのない感じの痛みに耐えなければいけませんからね。笑 

特に痩せ型の方は腸が曲がっている部分でどうしてもカメラが通り辛いので痛みが出やすいとのことです。

モビプレップで腸をキレイにする工程を自宅ではなく病院でされる方は水分を多めに持って行かれた方がいいです。

私は家から1リットルのお茶を持っていきましたが、足りなくて病院で買い足しています。

今回はポリープを切ったり、検体を取ったりしていないので夜から普通に食事をして大好きな野菜をたくさん食べ、薬局で買ってきた整腸剤を飲みました。

検査翌日は私は仕事がお休みだったのですが出勤しても全く大丈夫な感じです。ポリープを切ったりした場合は腹圧がかかる作業や運動はできないなど多少安静にしなければいけません。

ただ翌日もお腹が張ってギュンギュングルルルと大きな音をたてています。個人差もあると思うのですが、静かな場所での接客や会議などはお腹の音が気になるかも知れませんね。

あと、私は市販の便秘薬などを飲むと効きすぎるのか何日もお腹が痛かったりするのですが、検査でのお薬ではそのようなことは無く2日間お通じはありませんでした。

さいごに

検査を終えて思ったのは「ちゃんと検査してもらって良かった」ということです。

普段元気な私は多少の体の不調はいつもならほとんど無視し、動き回っているうちに回復しているという感じなので病院に行き慣れません。

ですが母親が大腸癌でかなりの長さの腸を切っていましたのでいつも心のどこかに「大腸癌になる可能性が高いのでは」と思っていました。

今回結果は「痔」だという結果を聞いて本当にホッとしました。

そりゃ53年も使っている身体だもの、悪いところも出てくるでしょう。

気合いで乗り切るだけではなくそろそろ自分の体を丁寧に扱ってあげなきゃいけないなあと反省しました。

検査後は腸内環境がリセットされるそうです。

私は兼ねてから腸内環境には気を遣っていたのですがまた一から腸内フローラを整えるべく食事や生活を見直すつもりです。

腸の状態は健康との関係が深いそうですから気をつけたいものです。

まだまだやるべきことがありますからね、元気でいなければ。

それにしても、あの先生や看護師さん達は女神のように優しかったなあ。仕事だからというのではなく心から親切な笑顔というものは心に伝わります。

仕事とはいえ見知らぬ人の便を確認したりカメラをお尻から入れたり、とても私にはできない大変なお仕事だなあと感じ、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

もし冷たい感じの病院なら、もっと辛い検査になったに違いありません。

先生と看護師さん達に心から感謝です。

ありがとうございました。

それから53年も酷使してきた私の身体にも感謝を忘れずに。


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