ためこみ症

初夏の我が家2023|ためこみ症の夫

増え続ける家の中のモノ ためこみ症
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初夏の我が家2023

梅雨ですね。モノだらけの我が家にとってジメジメとした湿度がいろいろなニオイの要因となって独特の不快さを生み出しています。

このブログを書き出してから毎年この時期にコレ書いてますね、同じこと…スミマセン。笑 (多分来年も書いちゃう)

息を止めっぱなしにするわけにはいきませんし逃げられませんからほんとに辛い…。笑

ためこみ症の方の中には生ゴミなども集められる方もいますから、現実は想像や見た目以上に厳しい状況でしょう。

この病気に関しては本人に苦痛がないことが難しいところで、周りの家族や地域の方などが深刻に悩み続けていると思います。

ひと粒飲めばモノへの執着が無くなるクスリがあれば良いのですが…。

部屋の入り口までモノが積まれニオイが発生している

部屋入り口まで満杯の夫の部屋のニオイに悩まされる

突然の夫の発熱

そんなこんなで相変わらずのモノまみれの我が家ですが、先日ちょっとした出来事がありました。

私が夕刻仕事から帰宅するといつも通りテレビの前でスマホやタブレットを手にした夫が「今日は熱があるから晩御飯はいらない」と言って3階の寝室に上がってしまったのです。

普段は「おかえり」も「ただいま」もない冷たい雰囲気の中で夕飯作りに取り掛かる私ですが、さすがに「熱がある」と聞いて完全に放っておくのは気が引けます。

だいたい糖尿病がかなり進んでガリガリに痩せてしまった現在も好きなものをたくさん食べ、食欲がないということは滅多に無い夫なのです。ただ事ではありません。

これはもしやついに来るべき時が来て、内臓かなにかの異変で発熱しているのかもしれない、と私は思いました。

ここではとても書けない様な気持ちもある私なのですが(察してくださいね〜)やはり長年一緒にいた情がこんな時には湧いてくるものです。

ご飯はいらなくても水分は要るでしょうから、すぐにスポーツドリンクを買ってきて寝室に寝ている夫に持って行きました。

「ありがとう」と何年かぶりに聞いた様な気がします。笑

それで少し和んだのも束の間、すぐに別の心配が浮かんできました。

それは、万が一救急車を呼ぶことになったらどうしようということでした。

増え続ける家の中のモノ

モノがあふれる家に救急車が来たら…という私の心配。

寝室は3階にありますからこのモノだらけの家の中タンカで運び出せるだろうかという心配と、やはりこの家の状態を他人の目に見せたくないという気持ちです。

そしてもっと恐ろしいのは自宅で息を引き取ったりすることがあれば警察が家宅捜査に入る事です。

私の知人の中に2人もご主人が突然ご自宅で亡くなられた方がいて2人共が自宅に警察の調べが入ったそうなのです。

自分本位で不謹慎なことを書かせてもらえば私はそんな事になってこの家の状態を調べられたくないと思っているのです。

夫の心配というよりはそれによって生じる問題や恥ずかしさに向き合わなければならないという不安の方が強いのですから私も善人とは言えませんね。

その日は同じ部屋で寝ている夫の気配を気にしつつ私も眠りにつきました。

翌朝、夫は眠っていたので具合が分かりませんでしたが私はいつも通りに出勤しました。

1日を終え「夫はどうなっているかな」と思いながら帰宅しましたが…。

テレビ前でスマホとタブレットを見ながらせんべいをポリポリと食べているではありませんか!!

もう大丈夫なのか聞くと「ああもう大丈夫」との返事。

なーーんだ!!

このブログをずっと読んでくださっている方にはこの「なーーんだ!!」のニュアンスがお分かりいただけると思うのですが…。笑

その日は複雑な思いで夕飯を作りました。

現実的なことを打ち明けますと、我が家の重要書類などの場所は夫しか知らない為、急なことがあれば宝探しの様にこの家からそれらを見つけ出さねばなりません。

以前からこれは私の胸の内で大問題となっているのですが、夫は結婚以来きっと私を一度も信用してなどいないのでしょう。

特にお金の類は私に伏せられています。

夫はとても疑い深く人を信じることはありません。他人はもとより妻である私に対しても同じです。

金融機関に関することをはじめその他重要なことは全部私は知らないのです。

まあこれまでにその問題を解決できなかった私の責任でもあるのでしょう。

とにかく挨拶も交わさなくなった今、更にそのような話題に触れることはできなくなってしまいました。

ですから夫には入院するなりで一旦家を出てもらってその間にうまく聞き出して家中を捜索できればなあと勝手に私は考えています。

突然亡くなってしまったらとても困る事になりますから。

それにしても、この山の中から何かを見つけ出すなど不可能に思えてウンザリしてしまいます。

ああ、誰か助けて欲しい…。

車は納車されるのか

さて前々回の記事でお伝えしましたが、倉庫代わりになっていた大きな車と、謎にエンジンが止まる可能性のある古い軽自動車をようやく処分し1台の新車が来月に納車予定です。

ということは大きい車にパンパンに詰まっていた夫の荷物を捨ててもらわねば車庫に新車が入りません。

新車に乗れる喜びで「片付ける片付ける!!」と言っていた夫ですが…。

やはり予想通り今のところ片付く気配がありません。

車庫も綺麗にして欲しいと条件で出したのですが同じく変化無しです。

いつも通りテレビ前で過ごしている夫に本当に片付ける気があるのかどうか疑わしいところです。

現在車庫にあるこの2台が片付かない限り新車が納車されませんからどの段階で夫が重い腰を上げるのか私はじっと観察しています。

車のモノを家の中に移動させるのだけはやめてくださいと初めに言いましたが…心なしかリビングやあちこちに少しづつモノが増えつつあるような。

いえいえ、気のせいということにしておきましょう。

正気を保つためには真実を真正面から見てはいけないのです。笑



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