クルマ騒動で考える6つの理由「なぜ捨てられないのか?」
我が家のクルマ事情に関することで特筆すべき出来事がありました。
今回その事を受けて、さらに「ためこみ症」という病気は解決が難しいと私は感じています。
あれこれ推理したところで問題は解決しないので、普段はなるべく考えない様にしている私ですが、今回は「なぜ夫は物を手放せないのか?」という長年の疑問に久しぶりに向き合ってみたいと思います。
初めて訪れてくださった方はまずこちらの記事へ↓
予想通りのクルマ騒動

ワンボックスカーの車内は天井までため込み症の夫のモノが詰め込まれていた
我が家の車庫には長年にわたり倉庫代わりになっていた、大きなワンボックスカーと古い軽自動車の2台が置かれていました。
クルマとしての機能をどうにか果たしてきた軽自動車が故障し、紆余曲折を経てようやく夫を説得し、車を購入する事ができました。
納車まで2、3ヶ月という話で、それまでに倉庫代わりのワンボックスカーを車庫から処分しなければいけません。
軽自動車の方は下取りに出すという事で、処分の心配は要らなかったのですが、問題はこの倉庫代わりの大きなクルマでした。
このワンボックスカーは床から天井まで、夫の集めた不要なモノがぎっしり詰め込まれているのです。
このまま車屋さんが引き取ってくれるとは思えません。
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クルマを処分するとしても中身の大量の物をまずは処分しなければいけません。
荷物が無いにしても、この車は古くて値段がつかないだろうと私や子どもたちは考えているのです。
夫は納車予定の新しいクルマを楽しみにしていましたが、ワンボックスカーを処分するための作業は気が進まないらしく、相変らず毎日テレビを見て過ごしていました。
その様子を見て「夫の車が処分できず、新車を車庫に迎えることができないかもしれない」と私はマイナス側にあらかじめ予想していました。
「クルマ片付けるんでしょう?」と夫に言いたいところですが、言ったところでいい加減な返事しか返ってこない事を知っているので、私はあえて何も言いませんでした。
そういう反応をされて、うんざりするのも精神衛生上良くないですから割り切っています。
「あと1ヶ月で納車になります」とディーラーさんから連絡が入り、夫は大喜び。
ですがやっぱり片付けは手付かずのまま…。

クルマから移動してきたため込み症の夫のモノがさらに積み上げられ悪臭を放っている
納車の1週間前になった頃から、家中に何とも言えない悪臭が漂い始めました。夫が車の中から荷物を出して家に入れている、と私はすぐに勘づきましたが黙って見ていました。
このニオイはビニールやプラスティックが劣化したニオイとカビや古着についた皮脂のニオイが混じり合って…とにかく胸が悪くなるニオイなのです。
何年もの間、車内で日光に当たり高熱、高湿度の中に置かれていたモノのほとんどが劣化し、変質しているのでしょう。
毎夕私が仕事から帰ると、日に日にクルマから運び込んだであろうモノが家中に分散して積み上げられています。
そして寝室へ入ってみると…もうそこで眠ることを諦めてしまうほどの濃い悪臭が!!
「ワンボックスカーの中の荷物は絶対に家に入れないで捨ててください」という約束は、予想通り夫には入りませんでした。
私は知らぬ顔をして夫がその先どうするのかを冷静に見ていました。
納車の当日にどうにかして、とにかくあの倉庫クルマが無くなってくれさえすれば、と半ば祈る様な気持ちで怒りを我慢しました。
納車前日。夕方私が仕事から戻ると、やはり倉庫車は車庫に置いたままです。中を覗いてみるとまだクルマの半分ほどの高さまでモノが入っています。

まだ夫のためこんだモノが乗ったままの処分予定のワンボックスカー
絶望に駆られましたが、明日の午前中に自分で捨てに行くつもりなのかもしれない、とどうにか前向きに考えました。
しかし…。
当日も夕方納車されるというのに、夫はいつも通りモノに埋もれて座椅子に座ってテレビやスマホを見て過ごしています。
流石に納車当日ですから私も黙っていられず「今日納車なのになぜクルマの処分してないの?」と尋ねました。
すると夫は何のこと?とでもいう様なとぼけた表情で、「いや、クルマは処分しないよ。」と言うではありませんか!!!
あんなに何度も念押しし、処分すると何度も言ったくせに、しれーっと開き直る発言に「やっぱりこの展開なのか!!!」と私は言葉を失ってしまいました。
「わかってるわかってる」というような夫のセリフは、いつもその場凌ぎの嘘なのです。
しかし腹を立てている場合ではありません。車庫には倉庫車が居座っていますが、今日の夕方クルマは納車されるのです!!!
「どうするつもりなの?」と私は吐き気が込み上げてくるのを抑えながら、何の感情もこもらない声で夫に尋ねました。
「そこの駐車場を借りる。1日500円だし。」
処分されるはずだった倉庫代わりの車は、我が家から見える場所にある1日500円の駐車場に、荷物を積んだまま移動したのです。
想定内だったとはいえ、私にとってはショックで残念な出来事でした。
何故モノが手放せないのか?妻が考える6つの理由
この出来事で私は「何故なんだろう」と、夫のため込み症について改めて考えずにはいられませんでした。
このブログを書き始めてから3年半ほど経ちましたが、思うままにその理由を推測し記事にしてきました。
ため込み症の夫は何故物をためこむのか?
記事にしたものも含めて今思いつくのは
- もったいないと思っている(異常なケチ)
- 不要なものにも、彼独特の価値を見出している(いつかは役に立つはずというような)
- 胎児が羊水に囲まれている様に、ものに囲まれ安心を得ている
- モノを置くことで自分の存在やテリトリーを主張している
- 母親もためこみ症であることから、脳の何か異常な部分が遺伝している
- 独特な損得勘定をしている
などなど…。
どれか一つ、と言うわけではなく、これら全部が混じり合っている様に感じますし、まだ今後もこれかなと思うことが出てくると思います。
そして今回のクルマ騒動では、夫は独特な損得勘定をしているのだと感じました。
フリーマーケットなどで、「これは安い」と夫は喜んで何かを買ってくるのですが、それらが倉庫代わりの車に何千個も積まれています。
ひとつひとつは安いといっても、彼が払った総額は10万円?20万円?見当がつきませんが…相当な金額になるはずです。
夫には原価で安く仕入れたという感覚で、価値はその何倍もあると考えているに違いありません。
これまで車に物を入れっぱなしにしていた夫ですが、今回こうしてクルマの中のモノを処分しなくてはいけなくなり、要る物は家の中に運び入れ、それ以外のものは車に残されたのです。
つまり…夫は何も捨てられなかったのです。
実際に使うつもりがあろうが無かろうが、夫はそれらを捨てる事ができないのです。
悪臭がしようが変色しようが関係ありません。
それは何故なのか。何故それらを手放す事ができないのか?
まずクルマのことだけを考えても、今回処分できなかったワンボックスカーは、5万円にはなるはずだと夫は言いますが私にはそう思えません。
「損をしたくない」という強い思いがあるのでしょう。
けれども私が感じるのとは違う気がしています。
どんなに高価なモノをお買い得に購入したとしても、使わないのなら要らないですし、自分にとって「価値はない」と私は感じます。
高くても必要なものにはお金を払うべきだと考えますし、安くても要らないものには代金を払いたくありません。
私は真のケチなのです!!
けれども夫は違います。自分に必要かどうかよりも、市場で〇〇円で売られているモノが△△円で買えた(安く)ということに価値を感じているのです。
ですから100円で買ったと喜んでいるモノは、例えばですが500円の価値を夫は感じているのでしょう。
その視点で見てみると、どれもこれもがフリーマーケットやディスカウントショップなどで安く購入したものばかりですし、市場の値段よりも安く買えたというモノばかり。
そして「得をしている」という感覚に執着し、物が手放せないのかもしれません。捨ててしまえば得をしたという感覚そのものを捨てることになるのです。
今回の出来事を通してそう感じましたが、真相は解りません。
それにしても…真のケチな私は思うのです。
1日500円のあのクルマの駐車料金がもったいなさすぎます!!(泣)
これこそ損ではありませんか??500円があの倉庫車のために毎日なくなっていくのです。とほほ…。
そもそもあのワンボックスカーが実際に走ったのはほんの数年で、後は倉庫だったのですから、それこそもったいなかった…。
とほほ…の連続です。
我が家の窓から見える貸パーキングに、倉庫代わりのクルマが停まっているのを毎日静かに確認している私です。
やれやれ…。あまり現実にまともに向き合うと、頭がおかしくなりますので今日はこの辺で失礼します。



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