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日々思うこと

不満を伝えよう|事なかれ主義からの卒業

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不満を伝えよう

50代半ばになっても私は未だに自分の意志や権利を上手に主張できませんし相手に不満を伝える事が苦手です。

時々愛嬌たっぷりにそれらを表現できる方がいますがとても羨ましく思えます。

不満を上手に相手に伝えられたら人生が変わるほど生きやすくなるのではないかなと遅ればせながら考える今日この頃です。

事なかれ主義を卒業する

不満や異論がある時に私がどのような態度を取ってきたかというと…表向きは平気な顔で何事も無かったように振る舞い、自分の中ではそこから気持ちを逸らそうとしてきました。

他の人にまで影響が及ぶようなことならまた別ですが。私が我慢するか目をつぶれば済む問題であれば何も言わずスルーしてきたのです。

いわゆる事なかれ主義。

不満を感じている元凶から目を背けているだけなので根本的な問題は解決されないままです。

そのまま「諦める」ことで心の平和を保ってきたのですが、時が経って丸く収まる問題もあれば、いつまでも心に刺さる棘のように痛みの続いている問題もあります。

消えない問題に対して事なかれ主義でい続けることは、自分を誤魔化し続けることであり、小さかった問題が知らぬ間に大きくならないとも限りません。

なんでもかんでも事を荒立てる必要はありませんが、これは放っておけない問題だなと感じることに対しては早めに周囲や相手に伝えておくべきなのでしょう。

素直になりたい

自分は素直な人間だと思ってきましたが、こと不満やネガティブな自分の感情に対しては忘れるか諦めてきたので本当に素直とはいえないですね。

不満をうまく伝えられず、平気なのだと自分に言い聞かせていることは、言い換えれば自分を騙しているということです。

感謝や喜びなどのポジティブな感情は素直に表現できるのに、不満や異論などは表現する経験を積んでこなかったのです。

幼い頃「文句を言わない」「我慢する」ことが美徳と育てられたことも影響しているかもしれません。

周囲に多少の波風が立ったとしてもそれが状況の改善につながるのであれば、やはり自分の意思や不満は表現した方が良いのでしょう。

経験値の少ないことに関してはまずお手本になりそうな方を真似するという方法が一番。笑

身近なお手本の方を観察していると、あっけらかんと明るく軽めに不満や意思を相手に伝えていますね。

変に先回りして相手を気遣ったり回りくどい言い方をするのではなく、シンプルな言葉を選ぶのがポイントなのかしら。

近しい関係になればなるほど気軽に不満を言い合える関係性を作るということはとても重要なことのように思えます。

50代半ばで夫婦関係に破綻を感じている私は、後悔はしていませんが自分に欠けているものは何かという事を考えざるを得ません。

何かが起きればそれは何かを考えるべき時だと思います。

今更ながら自分に素直になり相手にうまく不満を伝えるという経験を少しずつ積んでいきたいなと考えています。

感謝を伝えることももちろん忘れずに…。

 

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