日々思うこと

感謝の石|「ありがとう」は私を救う

私の感謝の相手 淡いグリーンの石 日々思うこと
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感謝のカタチ

重度のためこみ症である夫と長年暮らし続けている私にとって、常に最重要の課題は「いかに自分の心を崩さずに保てるか」ということです。

過酷な我が家の状況や夫の行動は私の努力によって変えられるものではなく、過ぎ去った日々は葛藤の日々でもありました。

悩むあまりに一時はメンタルを病んでしまった時期もありましたが徐々に生き方を変え自分を崩してしまう事は無くなりました。

今回は大抵の人はドン引きしてしまうであろう光景の我が家で私がどのように平常心を保っているかをお話ししたいと思います。

ためこみ症の夫が集めたモノで家は溢れかえっている

家中にモノがため込まれている

今年は感謝の年に

2023年の元旦初日の出を見ながら、何故かふつふつと「感謝しよう」という気持ちが湧いてきて心がいっぱいになったのです。

もともと感謝の気持ちを忘れないようにと心掛けてはいるのですが、今年は特に「全てに感謝する年にしよう」と決めたのでした。

そう決めたとたん新年が明けたばかりの薄オレンジ色の空をカアカア鳴きながら飛んでいくカラスにさえも愛おしい気持ちが湧いてきて自然に笑顔になれました。

健康にも感謝、家族にも感謝、職場にも感謝、買い物に行ったお店の店員さんにも感謝、とにかく感謝しようというのが今年の私のスローガンなのです。

感謝の気持ちから心のゆとりが生まれるのか、心のゆとりから感謝が生まれるのか。この二つは相乗効果があるようです。

もしかすると今までの私を支えてきたのは感謝する気持ちだったのかもしれません。

ただ夫にだけは意地になってしまいなかなか感謝できないのですが…。

あなた独身でしょう?

仲の良いご夫婦同士が感謝しあえたらなんて素敵でしょう。

常に神経を使わねばならないような夫を持つ私にはそれがどのような感覚なのかわかりません。

その事が影響しているのかなと思うのですが50歳も過ぎているのに「あなた独身でしょう?」と言われる事が時々あります。

子どももいますよというと驚かれたりするのは何か家族感というものが薄いのでしょうか。

もちろん家庭に長年大きな悩みがあることから、外に出た時には完全に私の中から家のことは切り離してきたせいもあるのかもしれません。

友人などは「それは若く見えるって事じゃ無いの?」と楽観的なことを言ってはくれますが…いえいえ、30代ならともかく50代なのですよ。笑

ひとり気ままに生きているように見えるのかしら?それならいいけど、どこか寂しそうに見えるのかしら?とか。

認めたくは無いけれど「寂しい」のは本当ですね。笑顔で隠しきれていないのかもしれません。

自分をごまかし現実逃避しながら生きてきましたがお互いに感謝しあえる相手がすぐそばにいないことなのだと「感謝の年」にしようと決めた途端に私は悟ったのでした。

意外な思いつき

先に申し上げておきますが私は宗教的なものには属していません。そしてスピリチュアルなものや占いの類も信じません。

1月があっという間に過ぎ2月に入った頃、毎日感謝感謝と思いながら過ごしていると突然に心に浮かんだのは「石が欲しい」ということでした。

ダイヤモンドやルビーなどの装飾品ではなく日々の感謝の気持ちを受け止めてくれるような天然のパワーストーンが欲しくなったのです。

きっと夫婦仲の良い方はそれが連れ合いの方になるのでしょうが、残念ながら私の中で夫に対しての感謝の気持ちはあるとしても義務感からのものであり自然に心から湧き出るような気持ちではありません。

子ども達には日頃感謝していますがもっと私のそばにいてくれる感謝の相手が必要だと直感で思ったのです。

不思議な思いつきです。私はお守りさえ今まで持った事もありませんでしたしそのような発想は自分でも意外なものでした。

さっそくパワーストーンについてネットで調べてみると、色々なシチュエーションごとに対応している石があり「〇〇を叶える、〇〇を手に入れる」などの効用?が書かれていました。

ふうん、と感心しながら読みましたが私は別に何かの効果を得たいわけではなくただただ日々の感謝を伝える相手が欲しいのです。

「見に行ってみよう。」

さっそくその数日後には近くのパワーストーンを扱っているお店に出向いたのでした。

石が呼んだのです

お店は他にお客の姿もなく、いろいろな石を見ている私にすぐに若い女性の店員さんが声をかけてくださいました。

ブレスレットタイプや首から下げられるチェーンもの。いろんなタイプの商品が並んでいます。

職場では制服の下に着けますから、できれば長くしたり短めにしたりと調節のできるタイプのものが欲しいと伝えました。

皮の紐なら長くしたり短くしたり調節できるように着けられますとのことで、さてどの石にしましょうかとたくさんの石の並んだコーナーへ行きました。

勾玉の形をした石たちの色は透明のものからピンクや紫がかったもの、青や黄色、緑、黒とたくさんあり、それぞれにやはり石の効果などが記されています。

誕生日から相性のいい石がわかりますよと調べてもらったところ青や紫系統の石が良いとのことです。

そんな店員さんのお話を聞きながら私は中央あたりにある一つの石に惹かれていました。

それは淡いグリーンで空気を含んでいるからか真ん中あたりがほんのり白く見える石でした。

「この石が欲しい」と直感で感じたのでいろいろな説明を続けてくれている店員さんにお伝えしました。

同じ種類の石を奥から3つほど出してくださり、他のものはグリーンがもっと濃かったのですが私は店頭にあった真ん中がうっすら白い淡いグリーンのものしか目に入りませんでした。

天然のものですから同じ種類のものでも色も少しずつ違いますし形はまが玉にしてありますが人間一人一人の顔が違うように石も異なるのでしょう。

こんなに急に石が欲しくなり、この石にしようとピンとくるなんて不思議ですと私が言うと店員さんは「それはきっと石が呼んだのですよ。」と教えてくださったのでした。

私は出来上がったペンダントをリュックに入れて持ち帰ったのですがまるで背中に小さな「生き物」が入っているような不思議な感覚を覚えました。

私の感謝の相手 淡いグリーンの石

実際の私の石。

感謝のカタチ

家に帰り石を取り出して光に透かしたり手のひらに乗せてじっと見ていると、愛情が湧いてくるのを感じました。

その日以来、朝は「おはよう。今日もよろしくね。」と首にかけ、寝る前には「今日もありがとう。」と声をかけながら外しています。

何か不安を感じたり心を立て直す必要がある時は手のひらを胸に当てて小さな石があることを感じ心が落ち着きます。

「ありがとう」の気持ちを伝える相手がいるって素敵なことです。

それがたとえ小さな石であっても。

私はいろいろなことに感謝してきましたがこうして身近に具体的な「相手」ができたことでとてもやりやすくなりました。

なにせいつも胸のあたりにぶら下がっているのです。

もちろん私をとりまく環境や人々にも感謝の気持ちを伝えることを忘れないようにしていますが、ふと自分の中にありがとうの気持ちが湧いた時にすぐに伝えられる相手が一緒にいることが私の心を救ってくれています。

一緒に長年暮らしている夫がその相手だったなら私はこの石に呼ばれなかったのかも知れません。

日々の感謝を伝えるために神社にお参りをされたり、神棚に毎朝手を合わせる方もいるでしょう。

私の感謝のカタチは少し風変わりではありますが「ありがとう」の気持ちを大切にすることで結局は自分の心が救われるということは間違いなく本当です。

ネガティブな感情に振り回されることなく感謝の気持ちを大切にしたいと思う今日この頃。

そんなこんなで今日も私の胸あたりに石はひっそりとぶら下がっています。



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