物だらけの我が家を人に知られたくない理由
ためこみ症の夫との暮らしについて、初めに書いた記事はこちらです。↓

この春の我が家もリビングはため込み症の夫のモノで溢れている
この春、次男が就職のために我が家から出て行きました。
彼は父親がためこみ症のため大量に溜め込まれた荷物に、私と同じく悩まされてきました。
この家から抜け出す日を息子はどれだけ待っていたことでしょう。
私は寂しい気持ちも多くありますが、たくさんの物に埋もれた生活から彼が抜け出すのだとホッとしています。
考えてみれば、子どもたちにとっては生まれて以来ずっとこの環境の中で育ってきたのです。
3人の息子たちの中で、一番私の愚痴を聞いてくれたり、相談に乗ってくれたのは次男でしたが、これを機に私は子離れしなくてはならないのでしょう。

空いているスペースには常にため込み症の夫のモノだらけになる危機が迫っている。
さて問題は、空いた次男の部屋をどう死守するかです。
空いたスペースを見つけると夫がすぐに物を溜め込みますから、注意しなくてはなりません。
いろいろ考えましたが、次男の部屋に夫が不要なモノを置いてないか毎日チェックすることにしました。
一つでもため込み症の夫が置いたカバンを発見すれば、即座に私が他の場所…すでに物が積まれた場所に移動させました。![]()
誰にも知られたくない、物だらけの我が家
相変わらず「モノが多い」という悩みの尽きない今日この頃ですが、先日ついに職場の仲間に我が家の場所が知られてしまいました。
通りに面した我が家の車庫には、運転されることのない倉庫代わりのワンボックスカーと、古い軽自動車が置かれています。
その他3台のバイク、2台の自転車が家の前にずらりと並んでいます。
ただの倉庫になっているワンボックスカーの処分を夫に何度もお願いしましたが、受け入れられません。
軽自動車も古くて安心して乗れませんし、本当なら2台とも処分して、使える1台の車が欲しいのです。そうすればバイクも綺麗にガレージに納めることができるのですが。
3年前に私が死に物狂いで車庫を片付けたのですが、空いたスペースには再びモノが置かれ増えてきました。

隠された悩みためこみ症の夫のモノであふれる家が我が家であると知られる事
外から見えるベランダは、夫のため込んだモノが床から天井近くまで積んであり、絶対着ない夫の服も万年吊るされているのが丸見えなのです。
そんな感じで、我が家の外観は異常な物の多さで人目を引いてしまうのです。
我が家の状態を私は誰にも知られたくなかったので、人から自宅の場所を聞かれるといつも誤魔化してきました。
ですが今回は、自宅の前に私が立っていたところを通りがかった職場の仲間が見たらしいのです。
「どうしてあんなに車やバイクがたくさんあるの?モノもいっぱいあるし、何かの教室でもやっているの?」と聞かれてしまいました。
私はドギマギしながら「どうしても片付かないの。あの家は私の闇の部分なのよ。」と冗談めかして応えました。
私は何故、職場の仲間に自宅の状態を知られたくないのでしょうか?
それは、恥ずかしいからという気持ちからではありません。
もっと奥深い、いわば自分を守るための手段なのです。
悲惨な我が家のことを完全に忘れるために
仕事はハードですが楽しく過ごせているのは、私が抱えている悩みなど全く知らない仲間と働くことで、働いている間だけは我が家の悩み全てを忘れられるからです。
それが崩される事を私はいつも恐れてきました。
家の状態を知られて恥ずかしいというよりは、辛い現実ときっぱり気持ちを離して仕事をしているので、職場と我が家を別世界にしておきたいという気持ちなのです。
職場の仲間達に夫のためこみ症に関する悩みを打ち明けることもできますが、そうなると私は職場でも我が家の悩みから逃れる事はできません。
私の心の健康を保つためには、家のことを完全に忘れられる時間が必要なのです。
それがたとえ、職場の人との交流に影を落としたとしても、私には「プライベートと職場の自分を分ける」ということが、どうしても必要なのです。
自宅に関する話題にはのらりくらりと誤魔化していることが、私の心を守っているのです。
完全に悩みから離れられる時間が持てているということは、ありがたいことです。
そうでなければ私は全く違う人間になっていた気がします。
見栄を張る気もみっともない状況を隠す気もないのですが、自分から悩みを切り離すために、他人にこの悩みを知られたくないのです。
いつか全て片付けても良い日が来たなら、私の心は解放され誰にでも明るく全てを打ち明けることができるでしょう。
私はいつも元気で明るく生きているのですが、本当はそんなふうに心の闇を抱えて生きています。
ですが私に限らず、誰しも外見からはわからない悩みを抱えて、今日を生きているのでしょうね。
ためこみ症の悩みは他の人に理解してもらうのが難しい、と感じていることについての記事はこちらになります。↓








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