ためこみ症|hoarding disorder

ためこみ症|hoarding disorder ためこみ症

家族をずっと悩ませてきた夫のためこみ症。

一生使用しないであろう不要なモノを大量に集める執着心は一体どこから来るのか。

モノへの執着か、空間への不安なのか。

それは彼が生きていく上で止めることができない、言い換えれば生きることと同義の行為のように思われます。

約25年に渡り一緒に住み悩んできた妻の私から見た夫のためこみ症の分析と現実。

ためこみ症について考えていることや日々思うことを書いています。

結婚以前から重度のためこみ症だった夫と結婚した私は「ただ片付ければ良いだけだ」と簡単に考えていました。夫のモノへの執着を目の当たりにして漠然とした不安と悩みを抱え続けてきた経緯を下の記事でざっくりお話ししています↓↓↓

その人は「ためこみ症なのか?」悩んでいる方は次の記事を参考になさってください。30年近く重度のためこみ症の夫と同じ家で暮らし感じたことを書いています。あくまでご参考まで↓↓↓

ためこみ症

離婚後の我が家〜その2ヶ月後|ためこみ症の元夫

「もうこの家の人間ではないのだ」と私は自分に言い聞かせながら、離婚からたった2ヶ月の間に急速にモノが増えている(元)我が家の様子を眺めていました。空間をモノで埋める作業は彼にとっては自覚のない寂しさや不足感を埋めることだと思うのです。たとえそれによって家庭が崩壊したとしてもモノは増え続けるでしょう。
ためこみ症

離婚を選んだ私から子どもたちへ|ためこみ症の夫

ためこみ症の夫と離婚したばかりの私が一番に気にかけたのはやはり子どもたちのことでした。何より大切な3人の息子たちに寄せる今の素直な気持ちを心を整理しながら書いています。これからもモノをためこみ続けるであろう夫を遠くから見つめながら私自身どう生きていくか日々考えながら過ごしています。
ためこみ症

離婚届を手にして今|ためこみ症の夫の価値観と最後のやさしさ

離婚届を手にして今、50代半ばの私はいろいろな事を考えています。過去のこと、未来のこと、子どもたちのこと、そしてこれからの夫と私のこと。離婚という選択肢は20年も前から私の胸の中にありましたがその道を選ぶことはなくここまできました。ここに至るまでの道のりの中で夫婦の間に何も築けなかったことが、私の人生を振り返った時に虚しく感じられ離婚に踏み切ることを決意しました。夫婦がうまくいかなくなるというのはやはり両方に反省すべき点が同じくらいにあるのです。
ためこみ症

さよなら我が家|ためこみ症の夫

悩みの多かった我が家についにさよならをする日がやってきました。長年一緒に暮らしたためこみ症の夫の住む家を後にし、私は50代半ばにして新たな人生を選択しました。
ためこみ症

私の新しい場所へ〜ためこみ症の夫

玄関前の床に寝転がっで私はしみじみと天井を見上げています。 正直に言えば、私は今そこでお昼寝から目覚めたところなのです。笑 ためこみ症の夫が溜めた大量のモノで地下室付き3階建ての我が家はいっぱいになってしまいました。 数年前までキッチンの椅...
ためこみ症

家を出る決心〜終わりの始まり|ためこみ症の夫

この家を出ていくという大きな決心を胸に私はついに1歩を踏み出しました。残りの人生の中では今日の私が一番若いのですし、不安を抱えながらも前を向いて生きていくしかありません。今回はそのきっかけになった出来事とともに私の偽りのない今の心情を書かせていただきました。
ためこみ症

「ためこみ症」とその家族の生きるための選択

本人はともかく家族にとって深い悩みである「ためこみ症」。ネットの記事によると人口のおよそ3%の人に「ためこみ症」の兆候があるらしいです。家族は一緒に暮らす選択をするのか、それとも別々に生きる選択をするのか?解決の難しいこの悩みについて考えています。
ためこみ症

モノを捨てる恐怖〜捨てられない心理|ためこみ症の夫

モノを捨てる恐怖や捨てられない心理について考えたのは、ためこみ症の夫が初めて自ら大量のゴミを処分するという出来事があったからです。全てを捨てる事はできなかったことから感じた事からためこみ症の本質を考えています。
ためこみ症

連休はツラい〜家庭内離婚|ためこみ症の夫

嬉しいはずの連休ですが今の私にとってはとてもツラいです。相変わらず夫のためこんだモノに埋もれながら冷たい夫婦関係に悩み続けているこの頃の私の日記です。
ためこみ症

尽きない欲求〜どこまでため込むのか〜|ためこみ症の夫

夫のためこみ欲求は68歳を過ぎた今も尽きない強力なものであり彼が生きている限り切り離せるものではなさそうです。新たなためこみ場所を着々と増やす夫。「夫はまだまだため込むつもりなのだ」と目の当たりにするたびに不気味なものに対して抱くような恐怖感を私は未だに感じています。