ためこみ症

ため込み症の夫の幼稚な自己顕示欲…ふたつのエピソードから考える

ベランダに積み上げられたモノ ためこみ症

夫の中の幼稚な自己顕示欲

周囲から注目を浴びたり自分をアピールしたいという気持ちは、大なり小なり誰にでもあると思います。

ため込み症の夫の場合、この自己顕示欲が極端に幼稚だと感じることがあり、その度に私はどう対応すれば良いのかわからず悩んできました。

それらのことは夫が重度のためこみ症であることと、無関係ではないように私には思えるのです。

今回は夫の幼稚な自己顕示欲について考えます。

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寝室の大半がモノで埋まっている

家の中はモノで埋まり寝室にもあふれている

ふたつの出来事

細かいエピソードは数え切れないほどあるのですが、「なぜそんなことをするの??」と私が焦った出来事が二つあります

ひとつ目は子どもたちが小学校の低学年頃だったと思うのですが、春のお花見シーズンで起きた出来事でした。

夫はあまり子どもに興味がなく、私が積極的に誘ってようやく家族揃って遊びに出かけていましたが、その日もそうだったと思います。

子どもたちも連れて大きな公園に出かけ、そろそろ帰ろうかという時の出来事でした。夫がなぜか興奮気味にふざけた様子で、公園内の小川沿に生えている木の枝にぶら下がって体を揺らし、ついにはその枝を折ってしまったのです。

他にも家族連れがたくさんいて賑わっていて、夫はあたりの注目を浴びていたと思います。家族の私から見ても気持ちの良い光景とは思えません。

普通なら子どもがふざけて親が注意するような事柄で、父親がふざけて子どもの前で枝を折っているのですから…私は全く夫の行動が理解できませんでした。

それでもすぐに夫に近寄り「周りの子どもたちが見てるし、真似されたら困る」と言うと「枝を折るくらい大した事ではない」という返事で夫がふざけている態度は変わりません。

周囲の人々の冷たい視線を浴びて、その場を走って逃げ出したい気持ちになったことを覚えています。

ふたつ目の出来事は子どもたちがもう少し大きくなった頃、レストランの待ち時間に起きた出来事でした。

その日は久々に家族で外食しようという事で出かけたのですが、混んでいて狭い待合室で3、4家族くらいの人が順番を待っていました。

かなり待たされていましたが、その場の人たちも特にイライラすることもなく時間が過ぎていきました。

そこに1匹の小さな黒い虫がどこからか現れ、床を横切り待合室の真ん中へ歩いてきました。

ゴキブリではありません。カナブンのような形の小さい虫です。

皆んな退屈していましたし一瞬その虫に皆が注目したように感じた瞬間

バンッ!!

突然夫が何食わぬ顔で、靴を履いた足を振り上げ踏み殺してしまったのです。

周囲の人は唖然とし、私も子どもたちも言葉を失ってしまいました。

隣に座られていた女性が非難を込めた目で夫や私たちを見て、身体を遠ざけようとされていました。

その場に居合わせた人が皆夫に注目し、非難の目を向けていたと思います。

特に危険もない虫がとことこ歩いていただけなのに、何故踏み殺す必要があったでしょう。

夫だけが「たかが虫くらい殺して何が悪い」とでも言うような得意げな顔で平気でいるのです。

その場の凍りついた雰囲気など夫には理解ができないことを私は知っていましたし、その場で私がたしなめたとしても、さらに周囲を驚かせるようなセリフが返ってくる確率の方が高いのです。

私はうつむいたままなんとかその場を凌ぎましたが、せっかくの楽しい時間が台無しになるほど狼狽しました。

どうしてそんなことをするのか?どうして周りの人の気持ちが考えられないのか?

結局私は夫に問いませんでした。

「虫ごときの事で」「そんなくだらないことを気にする方がおかしいのだ」という答えが返ってくるのがわかっていたからです。

それでも本当は抗議するべきなのかも知れません。

ですが私はそんなやりとりには疲弊しきっていたのでした。

幼稚な自己顕示欲と想像力の欠如

ベランダに積み上げられたモノ

自己顕示欲からモノをためこむのか?

先のふたつのエピソードは数ある中の、特に印象に残っている出来事です。

どちらも多数の見知らぬ人たちに囲まれ、ただただ注目を浴びたいという幼稚な自己顕示欲から起こした行動だと思います。

公園で枝を折ったのはハイテンションになりすぎてやってしまった行為なのか、虫を殺したのは待ち時間が長くて顔には出さないがイライラしていたのか理由はわかりません。

夫は普段は大人しくそのようにふざけることはあまりありませんし、初対面の人や交流の浅い人などの目には夫は「穏やかな人」とうつるらしいのです。

その姿と何かのスイッチが入ったように…おそらく幼稚な自己顕示欲のためにふざける姿のギャップの大きさは不気味ですらあります。

色々考えてみましたが、深い理由もなくただ目立ちたかったということなのでしょう。

周囲の人々が不快を感じているとしても、夫には人の気持ちを想像したり汲み取る力がありませんし、そもそも人を不快にさせたとしても罪悪感など感じることができないのだと思います。

SNSなどで迷惑行為動画を投稿したりして世間を騒がせる方がいますが、それと似たような感覚なのかもしれません。

良いことをして目立つことができれば良いのですが、人に不快感を与えることで手っ取り早く注目を浴びるような事をしてしまうのかもしれません。

これをしたら次にどうなるか?これをしたら周りの人がどう感じるか?それらを想像することができないのでしょう。

そう考えると我が家にためこまれた多くのモノが道路に面した車庫に積み上げられていることや、ベランダにもぎっしりモノが積まれている様子は間違いなく人目を引きます。

「オレはこんなにモノを持っているのだ」という自慢と自己顕示欲が、もしかしたらあるのかも知れません。

まさかの目立ちたい精神からモノをためこんでいる説です。笑

…冗談抜きに幼稚な自己顕示欲の現れとして、モノをためこんでいるのかも知れません。

モノをためこむこと、幼稚な自己顕示欲、想像力の欠如…これらの夫の特徴の根っこは同じところにあるのではないだろうかと私は感じています。

やれやれ…。考えるだけで疲れちゃう。笑

「夫がためこむのは何故か?」という疑問は常に私の頭の片隅にあるのですが、考えるのはほどほどにしておかないと精神を病んでしまいますから今回はこの辺で…。

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