ため込み症の父と子の希薄な関係と私の罪悪感
このブログを始めてから2回目の冬、2023年がスタートしました。

2023年を迎えたがモノはさらに増え続けている
相変わらず冬になるとため込み症の夫は便座の温スイッチをつけたり切ったりしています。
要らない物を買わない方がうんと節約になると思うのですが…。
この頃はトイレのドアを開けた時の空気感だけで便座の温スイッチが入っているかどうか分かってしまう私です。笑
巣立った子どもたちにも無関心なため込み症の夫
去年の今頃は次男がまだ学生で我が家に居たのだなあと、去年の日記を見ながらしみじみ感慨深くこれまでの事を振り返ったりしています。
物に埋もれる我が家から次男が巣立ち1年になろうとしていますが、順調に一人暮らしをしているようで一安心。私もやっと彼のいない生活に慣れて来ました。
次男は我が家の状態について私と一緒に悩んできたので様子が気になるのでしょう、時々帰って来ては元気な顔を見せてくれています。
物が溢れかえっていることは変わりませんが、次男には帰る家ができたからでしょう、リビングで父親の溜め込んだモノの山を見ても彼の気持ちがイライラすることは減ったと感じています。
久しぶりに家族揃って迎えるお正月に私はどんなご馳走を作ろうかワクワクしながら次男の帰りを待ちました。
ため込み症の夫は、妻である私とも子どもたちとも会話がないので迎える新年にどのような気持ちを持っているのか分かりませんが、ただいつものように物に埋もれて過ごしているのです。
薄い父子の関係性と私の心の奥底に潜む罪悪感
次男が自宅を離れてから夏休みやお盆休みなど数回帰省しているのですが、その都度感じるのは父と子の関係性の薄さです。
もともと子どもたち全員が家にいた頃から会話がなかったのですが、次男の就職が遠く離れた街で決まったことも私から端的に伝えただけで、夫は「そうか」とそれ以上聞きませんでしたし次男にも尋ねようとしませんでした。
次男がどのような会社に就職しどこに住んでいるのかなど夫は何も知らないままで平気らしいのです。
興味がないから尋ねないのか、普段から話をし慣れていないためで聞けずにいるのかもしれません。
「なぜ俺から子どもに尋ねなければいけないのか」という妙なプライドのせいかもしれません。
久々に帰省した息子に「おう元気か」とだけはかろうじて言ってくれますがそれきりテレビやスマホに目を移しいつも通り自分の座椅子で黙って過ごしています。
子どもたちはそれぞれに「お父さんは子どもに関心が無いのだろう」ときっぱり割り切っているようです。
そんな様子を見るたびに父と子の関係の薄さを感じ、このような状況になったのは自分にも責任があるのではないかという罪悪感を私は感じるのです。
私なりに父と子が繋がりを持つ事ができるよう働きかけてきたつもりですが、ため込み症の夫の何か…人との信頼関係を築く上で必要になる何かが欠けていて、そこをうまくフォローできなかった、きっかけを作る事ができなかったという思いが私の心の奥底に潜んでいるのです。
もしこの罪悪感を引っ張り出してあれこれ考えていたら私はきっと心を病んでいたことでしょう。
こうして夫が溜め込んだ物に埋もれる我が家にでさえ子どもたちが帰って来てくれるのですもの、感謝するしかありません。
頼りがいのある長男が我が家のまとめ役に
長男は夫の連れ子で私とは血は繋がっておらず結婚当初からどう接すれば良いのか悩んだ時期が長く続き、そんな私の悩みなど夫はいっさい聞かないどころか私が少しでも相談しようものなら面倒臭そうに自室にこもってしまうのでした。
長男も思春期の真っ只中、家族の中で自分はどのようなポジションなのか悩んだでしょう。それを乗り越えてしっかりした大人になったのですから、未熟だった私としては彼に感謝するしかありません。
悩んでいた当時には想像がつかないほど今では彼が家族全体をまとめる大切な役割をしてくれています。
次男が久々に帰省する時や家族のうちの誰かの誕生日には彼が必ず何か美味しいものを持って来て、全員が楽しめるような話題でその場を盛り上げ、夫にも話しかけてくれるのです。
今となっては夫に話しかけてくれるのはこの長男しかいません。
家族の集まりは物が溢れたテーブルは使えませんから小さな簡易テーブルを出して立食パーティーになるのですが、大切な時間を楽しく過ごせるのですから目をつぶるしかありません。

テーブルも床もため込み症の夫のモノで埋まっているので皆揃っての食事は立食である。
この立食スタイルにすっかり慣れた私たちですがいつになったらテーブルが使えるのかしらと大量のモノが山積みになった6人がけのテーブルを横目に見ながらため息が出てしまいます。
ともあれ、長男がいつも家族全員に気遣ってくれることで我が家は何とか楽しい時間が持てています。
彼のおかげで家庭が崩壊せずに済んでいると言っても過言ではありません。
メンタルを維持するために「今年も感謝を忘れずに」
長男、次男とともに除夜の鐘をつきに出かけ、その後初日の出を見に行くというちょっとハードな年末年始でしたが、おかげでとても楽しく賑やかに新しい年を迎えることができました。
こんな時間を持つことができるのも子どもたちのおかげだと感謝しながら「今年は感謝を忘れず過ごそう」と心に決めました。
『一年の計は元旦にあり』と私の子ども時代には学校などでよく言われたものですが歳を重ねた今になってやっとわかったような。
元気で過ごせている事に感謝、まわりを取り巻く人に感謝、私を働かせてくれている職場にも仲間にも感謝です。
感謝する事で自分のメンタルを健全に維持し楽に生きられる気がします。誰かを憎んだり恨んだりすることよりもはるかに効果的に私を救ってくれるのです。
無いものよりも有るものに目を向けポジティブな思考に変えられるようになったのは、我が家の過酷な状況の中に身を置き続けたことで得られたのかもしれません。笑
ためこみ症の夫のおかげで普通なら考えなくて良い事も考えたり悩んだりしながら心の幅を広げられた事がこの結婚の意味するところではないかと…。
あんまり気は進みませんが夫にも感謝するとしておきましょう。
このような感じで2023年がスタートし、今年もまたモノが増え続けるのだろうと予感しながらも感謝の気持ちを忘れずに持ち過ごしていきたいと考えています。
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