ためこみ症

ためこみ症と不安の関係

ため込み症の夫はテーブルの下にもたくさんの物をぶら下げている ためこみ症

ためこみ症と不安の関係

モノをためこむ事と不安な気持ちは何か関係があるのではないかと、ためこみ症の夫を見ると感じることがあります。

テーブル下にもため込み症の夫はたくさんの物をぶら下げている

ため込み症の夫の新たなため込みの場所は「空中」である。

上の写真はつい最近発見した、夫の新たなためこみ場所です。

…と言っても写真だけではよくわかりませんね。

いろんなモノがぶら下がっているのは、折りたたみテーブルの裏側です。

横には夫が日中過ごしている座椅子があるので、このテーブル下の空間を発見し活かそうと思ったのでしょう。

ウキウキとした様子で、物をぶらさげるための部品をつけている夫が目に浮かびます。

リビングがおびただしい量のモノ達に侵食され始め、ダイニングテーブルが埋め尽くされた頃に困り果てた私が購入したこのテーブルは、いつの間にやら完全に夫のテリトリー。

かつてはここで趣味の絵を描いたり、書き物などの用事も済ます事ができたのですが…。

今ではこのテーブルの周辺も、足元までモノがぎっしり詰め込まれている状態。

大量のモノが実際に使用されることはなく、ここにぶら下げられたモノ達もただ空いた空間を埋めるためのモノなのです。

我が家は一度建て替えているのですが、以前の家でも同じ光景で天井からたくさんのモノがぶら下がっていたなあと思い出しました。

どのような広さの家であろうとも、夫は結局このような同じ景色に変えてしまったでしょう。

この新たな場所にぶら下がるモノ達をぼんやりと見ながら、夫の溜め込む意欲に終わりはないのだと改めて感じました。

いえ、意欲というよりは不安を紛らわすための様にも思えます。

かつては私のスペースだった折りたたみテーブルもため込み症の夫が占領してしまった

かつては私のスペースだった折りたたみテーブルもため込み症の夫が占領してしまった

増える空き瓶や空き袋

夫の退職から丸4年が経ち、徐々に目立ってきたのはそれまでは捨てることのできていたモノが増えたことでしょうか。

無料でもらえるティッシュやお店の紙袋など。

私も綺麗な包装紙や再度使えそうな紙袋はとっておくことはありますが、それらはあくまで実際に使うために置いているのであり、時間が経ちすぎたり邪魔になってきた場合は処分し、ある程度の量以上は溜めないようにしています。

このような方はたくさんいらっしゃると思いますが、ためこみ症の夫は違います。

それらはただ空間を埋める手段として溜め込まれます。

最近、空き瓶や空き容器、はたまたお菓子の空袋まで置いてあることに気づきました。

それぞれにとにかく細々したモノが詰められています。

素焼きのアーモンドの袋に、ピーナツが詰められているのを見つけた時は驚きました。

いったい何のために袋を詰め替えるの…?

アーモンドは体に良いが高価なので、安価なピーナツを空き袋に詰め替えることでアーモンドを食べているつもりになっているのでしょうか。

なんの意味もないのかもしれませんが、それはそれで不気味です。

空き瓶にアクセサリーなどが詰められているのは以前からありましたが、最近登場したのは空のペットボトルに水を入れたものです。

何日もそのままですから飲むためのものではなさそうです。

水の入ったペットボトルを交えて物を並べているのは、いわばカサ増しの役目ではないかと思います。もっと並べたいけれどケチって水を並べるという心理ではないかと私は考えています。

夫は本来生粋のケチなので仕事を辞めた今、以前はゴミとして捨てられたものが捨てられないのでしょう。

つまりお金が無くなるのではないかという不安が、このような形で現れていると思うのです。

究極になると生ゴミなど普通では到底考えられないものを貴重な資源だと捉えて捨てられなくなるのでしょう。

ため込み症の夫はジュースや水を入れたペットボトルを並べている

ため込み症の夫はジュースや水を入れたペットボトルを並べている

ためこみ症と不安の関係

空間の広さは不安となり、それらを埋めるモノも不安の現れですから、一様に不安感が強いというのがためこみ症の人たちの共通の特徴ではないでしょうか。

そして人との関わりも苦手で、本来人との絆で得るべき安心感を空間を埋めるという作業で得ているように私は感じています。

夫の場合、退職したことで経済的な不安や誰ともつながりのない不安などから、これまでは対象ではなかったゴミのようなものまで捨てられなくなっているのだと思います。

ためこみと不安は深く関係していて、不安感が強ければ強いほど無意識に空間を埋めて安心を得ようとしますから、自然に量も増えてしまうのでしょう。

ただし自覚はないですから一見自信があるように見せかけたり、自分が一番正しいのだと主張しますが、無意識の中では不安で仕方がないのだと思います。

あくまで長年夫を観察してきた私の主観なので、全く別のタイプのためこみ症の方もいらっしゃるのかもしれません。

底抜けに陽気で社交的なためこみ症の方というのは想像できませんが…。

もしかしたらごく軽度なうちにこの不安の要素を取り除く事で、ためこみ症の重症化は防ぐ事ができるのかもしれません。

夫のように重症になってしまうと、不安やモノに対する執念を周りからの働きかけで解いてあげることは難しいと感じています。

そしてそれらことを感じつつ私はどうここで暮らしていくべきか。

相変わらず正解の見えない道を歩いています。

ですが私に限らず人は、迷いながらも一つずつ決断をして生きていくのでしょう。

辿り着いたところがきっと正解なのでしょうね。

まだためこみの状況が軽い方は早めに心療内科などを受診されたり、いろんな手段をとられるのも有効かと思います。

ただし本人の自覚がある場合にしか通用しないと思われますが。

ためこみと関係している不安を取り除く方法があるのかどうか私には解りませんが、何でも傷が浅いうちに手を打っておいた方が良いに違いありません。

やれやれ…いろいろ大変ですね。

今日も頑張って生きていきましょうか。

我が家の始まりについてはコチラの記事へ⇩⇩⇩

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